熊に困った。

TVを見ていて熊の防除で奈井江町と猟友会が揉めている。

というより決別している話が連日ニュースとして流れてきて

部会長の山岸さんの名前が絶えず出てくる。

奈井江、山岸さん??あれ~

あぁ思い出した。あの山岸さんだ。

奈井江の畳屋さんだ。

昔、商社の商船の船員さんで外国航路を廻っていて

アメリカに住んでいたそうだ。

が、手広く商売をしていた父親に業界の需要減少傾向と

寄る年波でもあり息子に帰ってきてほしいのだがと言われ

実家に帰ってきたそうだ。

連日、事の次第があらたかになり確かに安すぎる報酬だ。

部会長としてハンター仲間に負担を強いるような役場の話は

受けられないというのは至極当然の話だ。

狂暴化している野生の熊と対峙する仕事に値するかと言うと

まるでそういう範疇ではない。

昨今、パートさんの時給1000円でさえ、なかなか応募はないと。

また、石狩新港の工業地帯で食品加工などの軽作業をする

おばさんたちが一日の日当1万円でも集まらないそうだ。

まして障害保険の加入は必須と思うのだが。

ひと昔の「冗談じゃない」と大声で役場の職員を

怒鳴りつければ決着がつくのかもしてないが。

穏やかで理性的な山岸さん、納得できないことは

やりませんというしかないのでは。

元凶の熊には熊ったものだ








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